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教育関連ニュース

たまには正座して叱ってみよう

正座という習慣は、今の生活のなかでどんどん減りつつあるものです。武道の世界では、正座するということは、すぐに動けないと言う意味から、攻撃の意思がないことの表明だと考えられています。正座して面と向かうことは、じっくり腰を落ち着けて話し合うための形でもあります。子供を叱る場合、正座をせるという古典的な作法をもっと取り入れてもよいのではないでしょうか。

日常生活にない非日常性を演出することで、子供にとっては、ただならぬ雰囲気を感じるものです。さらに親の側にも重大な決意があることを子供は感じることになります。子供がテレビを見ているそばから、立ち話程度の話では、叱られたというよりも文句を言われたものと勘違いをしてしまいます。親の真剣さを伝えるためには、時には、互いに正座し、儀礼を正して対峙する時間も必要です。足のしびれを我慢しながら、体によって覚えた感触は、言葉で叱る以上に、長く子供の心と体に影響をおよぼすことになるのです。

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