• 無料体験授業・学習相談はこちら
  • 資料請求はこちら
生徒専用ログイン

教育関連ニュース

代弁しないようにしよう

子どもとお母さんの三者面談をしていて、最近気になることがあります。子どもにある質問をすると、すかさずお母さんから、その答えが返ってくるのです。お母さんにしてみれば、子どもが自分の考えをうまく伝えられずモタモタしている姿をみて、つい代弁されているわけです。

しかしこれは決して子どもの手助けにはなりません。子どもが一生懸命に考え自らの意志を伝えようと努力しているときに、お母さんが「この子はこういいたいんですよ」などと先回りして代弁するのは、子どもの努力を摘み取っているようなものです。これが習慣になってしまうと、子どもは自分の意思を他人に伝える行為を親任せにしてしまいます。いちいち母親の顔色をうかがい、母親の意思に沿うことが大切だと考え、自らの意思で取り組むことができない、いわゆる消極的な人間をつくることにもなりかねません。

このページの先頭へ戻る