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教育関連ニュース

子どもに細かい指示を与えすぎていませんか?

ある小学校の遠足で、遊園地に行って先生が「好きなものに乗っていいよ」と自由行動を指示したところ、解散場所から動こうとしない児童がたくさんいて驚いたという話を聞いたことがあります。
児童は乗り物に乗りたくなかったのではなく、指示がなかったために、どう行動してよいのかわからなかったというのが真相のようです。このような話は身近にいくらでもあります。「指示されたことは、その通りにするが、指示されないと何も出来ない」

お母様方に考えて戴きたいのは、「日ごろ細かいことまで、子どもの行動に注意や指示を与えすぎてはいないか」ということです。
本来、子供は自分なりに考え、行動し失敗や成功を繰り返すうちに、自主性や判断力が育っていくものです。しかし自分で考えるよりも先に、お母さんから指示がはいれば、子どもはそれ以上考えなくなります。またそのような習慣がついてしまうと、指示待ちの状態になってしまうのです。ではどうすればよいか。例えば「宿題をしてから遊びなさい」という指示をするのではなく、その日は何から先にやるか、優先順位を子どもに決めさせることです。日ごろより自主性の訓練をさせるとよいのです。

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