• 無料体験授業・学習相談はこちら
  • 資料請求はこちら
生徒専用ログイン

教育関連ニュース

「 伸びる子に育てる秘訣2」 ~続ける力を育てる~

親や教師が注意し励ますことで、一時的に集中して勉強し、その結果テストでよい成績を残すことはできます。しかし、それが長続きせずに元に戻ってしまう子どもが案外多いという事実は否定できません。「やればできる」のに、続けることができないのです。大人は「やればできること」は過大評価しますが、「続けてできること」には過小評価しがちです。「やればできるのだから、そのうちなんとかなるだろう。」と考えてしまうからです。

しかし長続きしないと「なんともならない」ことになってしまいます。「継続は力なり」という諺もあるように、継続して努力できる能力は、他のどんな才能にもまさる大きな力なのです。しかもこの力は先天的能力ではなく、実は生活の中で獲得されていく力だからです。それでは、この継続する力を家庭で身につけるにはどうしたらよいのでしょうか。

まずは「身近な簡単な習慣を守らせること」です。「自分の食べたものを台所にもっていく」でも「学校から帰ったらすぐに自分のカバンは机の上に置かせる」でもかまいません。そして「よくできた」なら肯定的な言葉をかけ続けることです。そしてこれを「机に座る習慣」につなげていくことです。初めのうちは、マンガを読んでいても、絵を描いていてもかまいません。とにかく決まった時間に机に向かう習慣をつけること。机に向かう習慣は高校生になってからでは遅すぎます。小中学生の間につけることが大事なのです。こうして継続する力を身につけた子どもと、つけていない子どもとでは将来大きな開きがでてくるのです。

このページの先頭へ戻る