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教育関連ニュース

「 子どもに毎日のあいさつをさせよう」 ~親子間の初歩的なコミュニケーション~

親が子を養い、学校に通わせるのは当たり前のことですし義務でもあります。それを子どもに向かって誇示するわけではありませんが、親の庇護を受けて何不自由なく生活できているということを子どもに自覚させるためには、生活の節目としてのあいさつをさせるべきです。

「おはようございます。」「行ってきます。」「ただいま。」「いただきます。」「ごちそうさまでした。」これは当たり前の最低限度の礼儀ですが、この当たり前の礼儀さえ親子間に欠くようなことがあれば大変なことです。まずは親が率先して、しっかりとした言葉であいさつを教えるべきです。

さらに、親が日頃の忙しさを理由に、子どもが発した朝夕のあいさつを適当に返事するだけであるならば、たとえ親の気が向いた時に学校のありさまを尋ねても、子どもは面倒くさがって言葉を惜しみ横着に構えることでしょう。

子どもは親の言動をつねに観察し、そして親を真似るものです。あいさつという入り口を通して親子間の言葉のコミュニケーション、心のコミュニケーションが育まれていくものです。子どもには、学校の出来事、行き帰りの出来事について、親に詳しく報告させることが、親の庇護によって通学する子どもたちの、親に対する基本的な義務であることを徹底して教えるべきです。子どもにその自覚が芽生えて初めて、親の助言を聞き入れる素直な気持ちが育つものだと思います。

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