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教育関連ニュース

マンガ離れを強制しない

読書量が多い子どもほど、読解力が高くなります。この読解力は、国語だけではなく、算数・数学、すべての科目の基礎となります。そこでお母さん方は、子どもが、あまり本を読まないと「ためになるから」と特定の本を強制しがちです。たとえば、読書は勉強、マンガは遊びと言うイメージがあると「マンガばかり読んでいないで少しは本を読みなさい。」と小言の一つでも出てくることになります。しかし、子どもにとって興味のない本を押し付けられることで、本を読む事が苦痛になり、ひいては本嫌いになってしまうケースも考えられます。

ところで、マンガには「文字を自学自習できる効果がある」という評論家もいます。さらに「親子関係や友人関係など、いろいろなタイプの人生を考えさせる手立てにもなる」ともいわれています。

そこで、子どもがマンガ好きならば、悪者扱いして強制的に取り上げることなく、親としてもあまり気にもせず、しばらく放っておく事をお薦めします。子どもの興味は一つのものにとどまる事はほとんどありません。やがて自然に他のものへ興味の対象が移っていくものです。つまり子どもを強制的にマンガから離れさせようとか、ためになる読書をすすめることを、けっして焦る必要がないということです。

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