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教育関連ニュース
2019.06.26
できないという思い込みが「できない子」にする
子どもは親が見ていないところで成長していきます。「うちの子はなかなか成長しない」と思うのは、ずっと見続けているからです。じっと見続けていると遅く感じてしまうし、つい余計なアドバイスもしてしまいがちです。子どもには、失敗や間違いの中から覚えていかなければならないことがたくさんあります。失敗する手前で「ダメダメ、そうじゃないのよ。」と言われたら、いつまでたっても覚えられません。
目の前で失敗するとわかっていても、横を向いて、一度失敗させて覚えさせることも大切です。「隣の○○ちゃんはできるのに、あなたはなぜできないの?」こんな言葉をつい言ってしまいます。しかし、隣の子どもと自分の子どもに能力の差があるわけではありません。
成長のスピードに個体差があるだけなのです。子どもの成長には必ず波があります。速くなったり、遅くなったり。こんな時は、子どもを信じてあげることです。子どもは、親から信じられていると思うことで、自信を持ちます。いくら親が言葉で「自信を持て」と言ってもダメです。「オマエはできるんだ。」と信じてあげることです。子どもが一番不安に思うのは、親から「ダメな子どもだ」と烙印を押された時です。そう思わせないことが大切なのです。