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教育関連ニュース

正しくない事は親が教える

学校では、筋道が通る、通らないことを教えます。先生は正しい事を教えます。その隙間を埋めるのが親の教育です。親が教えなければならないことは、より大きな意味での正しい事であり、人生の楽しみ方です。いわゆる正しい事だけを教えていると、集団行動の中で友達が間違った事をした時に、優等生的に「それは間違っているよ。」と言うようになります。理由もわからず「間違っている。」と言われた友達は傷つきます。

正しい事を主張するだけでは必ず傷つく人がでてくるのです。子供がそのまま大人になったような人は、正しい事を絶対に正しいと思い込んでいます。正しい事も、その場の状況によっては正しくない事があるということを覚えなければなりません。正しい事を押し付けることで相手を傷つけることもあるということを教えるのが親の役目です。

先生が整合性にこだわることは、仕方のないことです。しかし親がこの整合性にこだわってはいけません。「先生の言うとおりにしなさい。」と親が責任を放棄し、すべてを先生に押し付けるだけでは、ものごとを狭義にとらえる子供に育ってしまいます。親は先生と教える役割が違います。整合性にこだわらずに、楽しい人生の生き方、家訓、哲学を教えていく事が大切なのです。

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