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教育関連ニュース

教育とは正解を教える事ではない

子どもが物事を考えたり行動したりするときには、まず、教えてくれた人がしたことを思い出します。「親だったら、先生だったならばこうだろう」と考えます。

指導者がいつも子どものそばにいて、いちいち注意する事が望ましいのでしょうか。そばで正解だけを教えられている子供は、親や先生に聞かなければ、いつまでたっても正しいのか間違っているのかを自分で判断できなくなってしまいます。

すぐに正解を知る事よりも、自分なりの間違いやクセを知ることの方が、社会に出てからもより必要なスキルになるはずです。例えば、油絵は重ねて塗っていけます。墨絵のように一発勝負で「間違えちゃいけない」という教育ではなく、「間違えたら上から塗ればいいんだ。」という油絵のように、「思い切ってやってみろ」と言ってあげることも大切ではないでしょうか。

自立するということは、自分の中に教わる生徒と教える先生の両方を持つ仕組みを作り上げることです。伸びていく子どもは、自分で自分をチェックする仕組みを作り上げていきます。失敗を体験しながら、失敗を恐れず自分なりの正解にたどり着く方法を教えてあげることこそ、本当の教育なのです。

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