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教育関連ニュース

「 子どもと遊びを共有しよう」 ~遊びを取り上げると学べなくなる~

「テストの点が悪いわねー。今日はお母さんが、みてあげるから、さぁさぁ早く教科書をあけてごらんなさい。」低学年を持つ親ほど、子どもと勉強を共有しようとします。勉強の共有は先生で十分なのに。家庭は学校ではできない「遊び」を共有しながら、「人間関係」や「コツのつかみ方」を親と一緒に学ぶ場所です。子どもが遊んでばかりいるのは、親が遊びを教えていない証拠なのです。

子どもの集中力や根気は、まず遊びの中で磨かれます。そしてそれが勉強にも生かされていくのです。遊びと勉強の区別がつかなくなった子どもが、最も勉強すると言われています。しかし、親に遊びと勉強を区別された子どもは、遊びへ逃げようとします。「勉強=つまらないもの」「遊び=楽なもの」と思ってしまうからです。

もし、子どもがTVゲームばかりやっているのなら、親も一度は一緒にやってあげればいいのです。やったこともないのに、とやかく言われても子どもは納得しません。一緒にやった人間同士は、共感が持てるので、その人の言う事を聞こうとします。まず遊びの部分で体験を共有していけば、自然に勉強も共有できるようになります。遊びを一切共有しないで、いきなり「勉強」と言うのは、子どもからすれば利害の押し付けにしかなりません。勉強は「自分のためにやるのだ。」という気持ちが起こらない限り、本気で取り組めないものです。親の言う「勉強するのは、おまえのためなんだ」は、間違ってはいないのですが、これでは相手に伝わりません。

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