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教育関連ニュース
持続力をつけるには
最近は集中力・持続力が乏しい子どもが多いように思います。これをテレビコマーシャルの影響だという人がいます。テレビコマーシャルは15秒から1分くらいの短い時間で商品を印象づけなければらないので、画面の切り替えも早く、たたみこむような落ち着きの無いものに仕上がってしまいます。生まれたときからコマーシャルの洗礼を受けた現代の子供たちは、これに適応してしまい、一つの事に集中できる時間がテレビのコマーシャル並みになっているという理論です。これはあながち間違っていないかもしれません。
たしかに最近の小学生を見ていると、授業中じっと落ち着いていられない子どもが激増しています。また車社会の現代では長時間歩くということもなくなり、忍耐力や持続力をつけるチャンスが少なくなっています。
それでは、子ども達に持続力をつけさせるにはどうすればよいか。ハードなスポーツに打ち込める場合はよいが、そうではない場合はどうするか。その答えは、何でもいいから、毎日欠かさずやらなければならない日課を与えることです。例えば、食事の後の片付けや雨戸の開け閉め、お風呂の掃除など、年齢に応じて、あまり負担にならないことを選びます。大切な事は、本人に納得させること、特別な事情が無い限り毎日行わせることです。日課として体で覚え込んでいくことによって、苦痛に感じなくなっていきます。親として例外を許さず、やっていることを時々評価してあげるとさらに続ける意欲がわいてくるものです。こうして一つの事でもやり通すことに喜びを覚え、自信がつけばしめたものです。