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教育関連ニュース
2019.06.27
親の呼び方を教える
子どもが両親のことを呼ぶのに「パパ、ママ」という呼称が一般化しています。幼児期に使いやすいという理由から普及し、かなり年齢が上がっても使い続けられる傾向にあるようです。しかし、いつまでも「パパ、ママ」では幼児性の表れのような気がして、小学生の頃には「お父さん、お母さん」に呼び変えさせているご家庭が多いようです。
むしろ問題は、子どもが他人に両親のことを話すときの呼び方です。最近は、中学生はもとより、二十歳過ぎ大学生になってもになっても「うちのお父さん、お母さん」と言っている人をよくみかけます。これは社会常識上の問題です。「お父さん、お母さん」ではなく「父、母」と呼ぶというものだという常識を、きちんと親が教えていないからです。さらに子どもが他人の大人に対して、この言葉遣いを守れる事で幼児からの自立を促すことにもつながるのです。