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教育関連ニュース

行動を促すには疑問形がいい

親から「○○しなさい。」と命令形で言われた子供は、言いつけを聞くかもしれませんが、必ずしも納得しているわけではありません。多くの場合、言われたことを反射的に実行しています。子供に納得させた上で行動させるには、疑問形で誘い出すほうが効果的です。

例えば、「後片付けをしなさい。」というよりも「これはどこを片付けたらいいかな?」と尋ねると、子供は自分なりに考えて行動するようになります。「させられる」から「やってみる」に発想が変化するのです。子供は自我が芽生えると、たとえ親の言いつけであっても、納得しなければ素直に従わないようになります。お母さんは子供に接する時間も多いため、とかく「ああしろ」「こうしろ」と口うるさく指示してしまいがちです。しかしこれは賢明なやり方ではありません。あまり細かく指示すると、かえって子供のやる気すら奪ってしまいます。大人の目から見たら不十分な結果に終わるかもしれませんが、自らの意思で自発的に物事を処理する能力を引き出すにも、「こうしろ」と命ずるのではなく、「どうしたらいいだろうか?」と子供自身に考えさせて行動させるように、疑問形で尋ねてみると良いのです。

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