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教育関連ニュース

お子様のコーチング術

「子供の心理を捉えて、上手に勉強させる方法はないのでしょうか?」というご質問をよくうけます。基本的に、子供は勉強をするという行為が嫌いなものです。ほとんどの子どもは、ゲームなどの遊びは進んでやりますが、勉強やお母さんのお手伝いは、なるべく避けたいという心理が働きます。親としては、子どもの行動を何とかコントロールしようとして次のような手段をとっていないでしょうか。「批判する」、「責める」、「文句を言う」、「ガミガミ言う」、「脅す」、「罰する」ほとんどの親は、このような外的コントロールで子供の心や行動をコントロールできると信じ込んでいます。しかし、一時的に強制できたとしても、人は外的コントロールでは何一つ変えられないということを、まず知って戴きたいと思います。

「人間は、自らの考えで行動する事によって、最大限の力を発揮する事ができる。」このルールを達成するために「質問型のコミュニケーションを使い、相手に取るべき行動を自ら選択してもらう」という手法がコーチングと呼ばれているものなのです。余談ですが、日産のゴーン社長が、職場にコーチング術を導入する事で、画期的な業績回復をした話は有名です。

では、どうすれば外的コントロールを使わなくて済むのでしょうか。一言でいうと「質問型のコミュニケーション」を使い、相手に取るべき行動を、自ら選択してもらえばいいのです。幸福感を追求しようとすれば、出来る限り外的コントロールを少なくすること。子育てだけに限らず、仕事や生活にもこのコーチング手法を取り入れることで、家庭生活を楽しくしていきたいものです。これからはスポーツも教育もビジネスも、すばらしいコーチとの出会いによって、すばらしい実績を達成する時代になるといえます。でも、「コーチングの本を読んでもなんだか難しいみたいだし、技術をつけるのにスクールに通わなければならないんじゃないか」と思われているお母さんへ、ご心配なく。ものの数分で身に付く「コーチング術」を伝授したいと思います。専門家になって、コーチングを職業にしようという方なら話は別ですが、もっと気軽にとらえて実行して戴きたいと思います。

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