教育関連ニュース

お家では、お子さんはどういう表情をしていますか。
子どもの表情を見ることで、親のあなたが、どれだけ表情のバリエーションを持っているかを振り返ることができます。子どもは親の表情を鏡で映したように反復するからです。
家庭教育で一番大切なことは「子どもが安心できる居心地をつくること」です。子どもは安心することで、学習する余裕が生まれます。学習する余裕をつくるのは、実は親の笑顔なのです。家庭内で親がいつも怒ってばかりいると、子どもも同じ顔になります。

子どもから笑顔がなくなっているのは、親に笑顔がないからなのです。
子どもなりに成績が悪かったり、先生から叱られたり、辛いことは沢山あります。思うようにいかないことがあっても、家庭では笑顔で受け止めてあげてください。
甘やかしている人には笑顔がありません。なぜならまず同情するからです。「どうしたの?大変だったわね。」「それなら・・・文句を言ってあげる。」と言う顔は笑顔になりません。子どもが失敗して帰ってきても「アハハ、大変だったねー。」と言ってあげれば良いのです。

親が笑ってくれれば、ホットします。子どももそこから再チャレンジしようと頑張る力がわいて来ます。
教育とは成功した時にどうするかを教えることではなく、失敗に直面し壁にぶつかったときに「再び頑張る心」を育むことでもあるのです。
どんなに小さなことでも、それを乗り越えていける子どもにしていくこと。笑顔は最高の栄養素なのですから。