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教育関連ニュース
2019.06.28
根気と集中力を鍛える
「友達がやっているから、自分もやってみたいと思った。でもやってみたら、つまらなかったからやめたよ。」と子供が言っても「根気がない」と思う必要はありません。
親は嫌いなものでもガマンさせることで、子供の根気を鍛えようとしますが、これは少々間違いです。
好きなことに対して粘り強く耐えることが「根気」てす。嫌なことに耐えることが「ガマン」です。
根気は嫌なものからは鍛えられません。
子供の間に鍛えなければならない大切なものは、根気と集中力です。好きなことなら集中力も出るし根気もつきます。たとえば、プラモデルが好きな子供は、細かい作業を続けても平気です。プラモデルを作ることによって根気と集中力が磨かれます。この根気と集中力は、必ず将来の仕事に役に立つことになると思います。
子供のわがままに左右されてはいけませんが、子供の好き嫌いをあまり神経質に捉えずに、子供がしたいことに急なブレーキはかけない、子供が嫌がることには、すぐに結論を出してあげるという姿勢は、子供の根気と集中力をつくる上で、案外大切なことかもしれません。またタイガー・ウッズのお父さんは、「オマエ、ゴルフしろよ。」とは一言も言わなかったそうです。やりたいことでも「やれ」と強制されるとやりたくなくなります。人間は自分の意思で始めた時に、初めて面白いと思うし、ヤル気が出るのです。
強制されてモチベーションが続くことはほとんどありません。好きなことを嫌いにしてしまうのは、もったいない話です。好きなことだからこそ長続きし成功もするのです。