競争する心は強い心であり、嫉妬(しっと)する心は弱い心です。子どもを強い人間に育てようと思うなら、この似かよった心のうち、競争する心を育むべきです。子どもはこの世に生まれると同時に、この過酷な人間社会の舞台に参加している…
親が子を養い、学校に通わせるのは当たり前のことですし義務でもあります。それを子どもに向かって誇示するわけではありませんが、親の庇護を受けて何不自由なく生活できているということを子どもに自覚させるためには、生活の節目として…
「論語」の中に「悪衣悪食を恥ずる者はともに議論するに足らず」ということばがあります。これは、衣食住に関しての贅沢は、すればするほどきりがないという事です。物が豊かになればなるほど、今日ではこの傾向に益々拍車がかかって来て…